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ガチ☆ボーイ

ガチ☆ボーイを見てきました。かなりよかったです。
以前から見ようと思っていたのですが、仕事の都合と、入場料が高いプレミアムスクリーンでしか上映してなかった事から今まで見逃していました。

評判がよい映画だったので、かなり期待して銀幕を見つめておりましたが、裏切られる事なく最後まで楽しめました。

努力、友情、失恋、悪役との戦い、家族愛、青春映画の要素がいっぱい詰まっていて、このジャンルが好きな私はとても嬉しかった。舞台が「安全第一」がポリシーのプロレス部ってのもおもろい。

私には青春映画に可愛いヒロインが絶対必要なのですが、朝岡麻子役のサエコはバッチリ。アニメちっくな声も嫌な感じはないし、ジャージの胸に「あさおかあさこ」と名前を書いているのも可愛かったです。プライベートではこの映画を撮影中に婚約・妊娠が発覚して大変だったようですが・・・。

最後の一戦で負けさせるのも納得できる展開でよかった。安易に勝たせないのが上手いと思いましたね。そう世の中甘くはないのだ!

難点を言えば、私はプロレスや脳機能障害に詳しくありませんが、この映画ではプロレスや病気に対する真摯な姿勢があまり感じられません。その点がおもしろくないと感じる人もいるんじゃないかなと思います。

↓片思いのサエコにドキドキするシーン。青春ですな。
【20080408】002


覚書:
映画題名:ガチ☆ボーイ
映画監督:小泉徳宏
映画俳優:佐藤隆太、サエコ、向井理、仲里依紗、宮川大輔、泉谷しげる
映画鑑賞日:2008/4/7(2008#14)
映画鑑賞場所:TOHOシネマズ なんば

解説: 眠るとその日のことを忘れてしまうという障害を抱えた青年が、学生プロレスを通じて生きる実感を取り戻していく青春ストーリー。2004年に公演された劇団モダンスイマーズの伝説的な舞台を、『タイヨウのうた』の小泉徳宏監督が映像化した。段取りが覚えられず、毎試合ガチンコ勝負になってしまう主人公を、『憑神(つきがみ)』の佐藤隆太が持ち前の明るさで好演する。技はなくとも真剣勝負で立ち向かっていく主人公のパワフルな姿が爽快。

あらすじ: 大学生の五十嵐良一(佐藤隆太)は突然プロレス研究会に入部するが、何でもメモを取る割に学生プロレスで一番大事なこととされる“段取り”を覚えられずにいた。そんな中、商店街でのデビュー戦を迎えた良一は、段取りを忘れたために本気でガチンコの試合をすることになるが、それが観客にウケて一躍人気レスラーになる。