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奇跡のシンフォニー

持病の腰痛がひどくなり映画を観るどころでは無い生活が続いていましたが、ようやく落ち着いたので久しぶりに会社帰りに映画館に立ち寄りました。

選択した映画は「奇跡のシンフォニー」。

原題は「AUGUST RUSH」で直訳すると「8月の狂乱」って感じでしょうか?。これじゃ訳が解らんので単純に原題をカタカナにするのではなくて、邦題を付けたのは好感が持てます。

私は題名から内容を推測する事が好きなので、洋画にはもっと積極的に邦題をつけるべきだと思うんですよね。単純にカタカナ読みにしただけの邦題だと英語力が乏しい私では、内容を想像する事ができないんです。

それで「奇跡のシンフォニー」ですが、世間の評判ほどには良い映画だと思えませんでした。まあ平均点の映画だと思いました。

天才的な音楽才能を持っている少年が、音楽の才能を通じて両親との再開を果たすストーリーですが、ちょっと展開に無理がありすぎるような気がします。

初めてギターに触れていきなり凄い演奏をする点や、10年ぶりに音楽活動を再開した父や母がNYでいきなり人前で演奏できる点、両親が出会っていきなり手を握ってキスしてしまう点など、とにかく【いきなり】が多くて「それはないやろ」って思ってしまいました。

無理がある展開のわりに、大筋は予想通りのハッピーエンドで終わってしまうという点もちょっとイマイチだな~。

観ていて良かった点は母親役のケリー・ラッセルが美人で見とれてしまった事、音楽才能のある子どもを拾い集めて稼がせている落ちぶれミュージシャンを演じるロビン・ウィリアムズの好演、公園での父と息子の素晴らしいギター演奏、これまた素晴らしい教会でのゴスペルですね。

あとTOPシーンのライ麦畑?で少年が自然の音を感じてタクトを振るような映像も綺麗で良かったです。

少年の天才的な音楽才能を通じて両親と再会するというストーリ自体は素晴らしいと思うので、もうすこし自然なストーリ展開にすれば良かったんじゃないかな?


↓母親役のケリー・ラッセル、美人ですね~
奇跡のシンフォニー



覚書:
映画題名:奇跡のシンフォニー
映画監督:カーステン・シェリダン
映画俳優:フレディ・ハイモア、ケリー・ラッセル、ジョナサン・リス=マイヤーズ、テレンス・ハワード、ロビン・ウィリアムズ
映画鑑賞日:2008/7/4(2008#16)
映画鑑賞場所:アポロシネマ8

解説:
孤児の少年が音楽と出会い、音楽によって両親とのきずなを取り戻す感動のファンタジードラマ。『ネバーランド』『スパイダーウィックの謎』の子役フレディ・ハイモアが主人公の少年を好演。少年を音楽の世界へと導く元ストリート・ミュージシャンをロビン・ウィリアムズが演じる。監督は『イン・アメリカ/三つの小さな願いごと』で脚本を手掛けたカーステン・シェリダン。音楽が人に与えてくれる不思議な力と親子愛が、感動の涙を誘う。

あらすじ:
孤児院で育ったエヴァン(フレディ・ハイモア)には豊かな音楽の才能が備わっていた。ある晩、エヴァンは不思議な音を追い、施設からマンハッタンへと導かれる。さまざまな出会いにより、エヴァンの音楽の才能は開花。同じころ、離ればなれとなっていた両親も、それぞれの思いを胸にニューヨークへと赴いていた。