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映画・コンピュータ・小さいもん・アダルトビデオが好きな、中年オヤジの戯言

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うた魂♪

大好きなジャンルである青春映画の新作「うた魂♪」を観てきました。前回の「ガチ☆ボーイ」に続いて今回も楽しかったです。

自分が大好きで自己中心的な女子高生、荻野かすみ(夏帆)が合唱を通じて自分の欠点に気づき成長していくストーリ。ミエミエの展開で予想通りのエンディングなんだけど最後の合唱シーンでは小声で口ずさんでしまうほど入れ込めました。

合唱で素晴らしかったのはヤンキー合唱部の「15の夜」。思わず前のめりになってしまいました。「青い鳥」もよかったんだけど、スタッフロールで流れたゴスペラーズの方がよかった。踊りながら歌うノーランズの「ダンシング・シスター」は懐かしかったな。

出演している女優さんでは、主演の夏帆さんは当然として、いじわる役の岩田さゆりさんがよかった。性格とルックスが一致していると言うと彼女の悪口になるのかも知れないが適役って印象。もっと別の演技も見てみたいと思いました。

小刻みにギャグが入るのですが、私が一番おもしろかったのは、かすみの携帯の着メロが、発声練習のメロディーだった事。笑ってしまった。

難点を言わせてもらえば、合唱部顧問教諭(薬師丸ひろ子)が、女尾崎でヤンキー合唱部の権藤(ゴリ)に影響を与えた話は不要だと思ったし、ともさかりえが演ずるTV局ディレクターがかすみの欠点を説明する話も不要と思う。あとバス運転手が予選会場に遅刻してくるシーンもね。
最近の映画は説明しすぎで、サプライズを用意しすぎと思ってしまうオヤジです。

同系統の音楽青春映画「スウィングガールズ」には負けるけど、一生懸命頑張っている少女に感激できる良い映画だと思います。

うた魂♪


覚書:
映画題名:うた魂♪
映画監督:田中誠
映画俳優:夏帆、ゴリ、石黒英雄、徳永えり、亜希子、岩田さゆり、ともさかりえ、間寛平、薬師丸ひろ子
映画鑑賞日:2008/4/11(2008#15)
映画鑑賞場所:なんばパークスシネマ

解説:高校の合唱部に所属する女子高生が合唱を通して友情をはぐくみ、自らにとって大切なものに気付いていく青春賛歌。映画『天然コケッコー』の夏帆が、自分はかわいくて歌がうまいと思っている自意識過剰の女子高生役をコミカルに演じる。さらにライバル校のヤンキー合唱部の部長を、ガレッジセールのゴリがガクラン姿で熱演する。監督は映画『タナカヒロシのすべて』の田中誠。子どもから大人へと成長するプロセスに訪れる一瞬がハートウォーミングに描き出す。

あらすじ:かすみ(夏帆)は自分のことが大好きな女子高生。しかし、秘かに思いを寄せる牧村純一(石黒英雄)が撮ってくれた、大口を開けて歌う自分の写真を見てがく然とする。その日以来、自信喪失してしまったかすみ。しかし、ライバル校のヤンキー合唱部の魂の込もった合唱と、部長・権藤洋(ゴリ)の一言をきっかけに自分を取り戻す。

ガチ☆ボーイ

ガチ☆ボーイを見てきました。かなりよかったです。
以前から見ようと思っていたのですが、仕事の都合と、入場料が高いプレミアムスクリーンでしか上映してなかった事から今まで見逃していました。

評判がよい映画だったので、かなり期待して銀幕を見つめておりましたが、裏切られる事なく最後まで楽しめました。

努力、友情、失恋、悪役との戦い、家族愛、青春映画の要素がいっぱい詰まっていて、このジャンルが好きな私はとても嬉しかった。舞台が「安全第一」がポリシーのプロレス部ってのもおもろい。

私には青春映画に可愛いヒロインが絶対必要なのですが、朝岡麻子役のサエコはバッチリ。アニメちっくな声も嫌な感じはないし、ジャージの胸に「あさおかあさこ」と名前を書いているのも可愛かったです。プライベートではこの映画を撮影中に婚約・妊娠が発覚して大変だったようですが・・・。

最後の一戦で負けさせるのも納得できる展開でよかった。安易に勝たせないのが上手いと思いましたね。そう世の中甘くはないのだ!

難点を言えば、私はプロレスや脳機能障害に詳しくありませんが、この映画ではプロレスや病気に対する真摯な姿勢があまり感じられません。その点がおもしろくないと感じる人もいるんじゃないかなと思います。

↓片思いのサエコにドキドキするシーン。青春ですな。
【20080408】002


覚書:
映画題名:ガチ☆ボーイ
映画監督:小泉徳宏
映画俳優:佐藤隆太、サエコ、向井理、仲里依紗、宮川大輔、泉谷しげる
映画鑑賞日:2008/4/7(2008#14)
映画鑑賞場所:TOHOシネマズ なんば

解説: 眠るとその日のことを忘れてしまうという障害を抱えた青年が、学生プロレスを通じて生きる実感を取り戻していく青春ストーリー。2004年に公演された劇団モダンスイマーズの伝説的な舞台を、『タイヨウのうた』の小泉徳宏監督が映像化した。段取りが覚えられず、毎試合ガチンコ勝負になってしまう主人公を、『憑神(つきがみ)』の佐藤隆太が持ち前の明るさで好演する。技はなくとも真剣勝負で立ち向かっていく主人公のパワフルな姿が爽快。

あらすじ: 大学生の五十嵐良一(佐藤隆太)は突然プロレス研究会に入部するが、何でもメモを取る割に学生プロレスで一番大事なこととされる“段取り”を覚えられずにいた。そんな中、商店街でのデビュー戦を迎えた良一は、段取りを忘れたために本気でガチンコの試合をすることになるが、それが観客にウケて一躍人気レスラーになる。