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いや~、「ナイス、おっぱい!!」でした。
この映画の事を知ってから絶対に見に行こうと思っていたのですが、仕事のバタバタが続いてやっと見てきました。
私には、よい映画でした。
映画の時代設定が1979年なんですが、まさに私が中学3年のチェリーボーイだった時。
↓みたいな男子生徒のアホな行動が「わかる、わかる!」ってうなずけるんです。
・映画冒頭の自転車で風を切りながらおっぱいの感触を体験しようとする場面
・11PMのオープニングを見て興奮する場面
・Hな本を秘密の場所に保管している場面
遠戚の不幸があって両親が不在になった日に11PMを固唾を飲み込んで見たことを思い出しました。ネットが無かった時代、中学生の私にとって女性の裸を見る機会は、ほとんどありませんでしたから。
バックに流れる音楽も最高。試合の場面の永井龍雲の「道標ない旅」なんて感涙ものでしたよ。フォーク界の新星として長渕剛とよく比較されていたなぁ~。
あと浜田省吾の「風を感じて」が聞こえてきたら「これはカップヌードルのCMソングだったな」な~んてね。
街中のシーンでは当時の乗用車が走っていてこれも「懐かし~」って感じ。
とにかく、いろんな場面で1979年当時の事が思い出されましたね。そんな訳で映画の主題や出演者の演技に関係なく「ナイス、おっぱい!!」です。
冷静に映画の事を考えると・・・・
恩師への想いや前職場での偽りを引きずりながら赴任してきた美香子(綾瀬はるか)の成長の描き方が荒いような気がします。
元カレとの再会場面や、同級生女子の扱い方なんかが中途半端なんですよね。
円陣を組んで美香子が小声で「私のおっぱいを見るために頑張りなさい」と言うのはOKだけど、その後で「おっぱい、おっぱい、おっぱい」って男子生徒が気合いを入れるのはNG。ここは普通に「ファイト~、オ~」とかで良かったと思うけどな。
1年生部員の勧誘のために、不良先輩に立ち向かっていく場面も、シリアス度が足りなくて消化不良です。
全体的に作りが荒い、拙速な映画と思いました。残念です。
でも・・・・・
リアルタイム世代の私には「ナイス、おっぱい!!」
中学生時代にタイムスリップさせてくれた映画でした。あの頃に戻りたい!
↓こんなクラブだったら、男子生徒の入部が殺到するでしょな~
覚書:
映画題名:おっぱいバレー
映画監督:羽住英一郎
映画俳優:綾瀬はるか、青木崇高、仲村トオル
映画鑑賞日:2009/5/9(2009#3)
映画鑑賞場所:あべのアポロシネマ8
解説:
放送作家や脚本家として活躍する、水野宗徳による実話を基にした同名青春小説を『海猿』シリーズの羽住英一郎監督が映画化。中学校の弱小男子バレーボール部の部員たちが、顧問の女性教師から「試合に勝ったらおっぱいを見せる」という約束をとりつけ、勝利を目指して奮闘する。主演は、『ハッピーフライト』など話題作への出演が相次ぐ綾瀬はるか。ドラマ「ちりとてちん」で注目された青木崇高、仲村トオルらが共演し、バレーボール監修には元全日本代表の大林素子が参加している。
あらすじ:
赴任早々、廃部寸前の弱小男子バレーボール部の顧問になった女性教師・寺嶋美香子(綾瀬はるか)。ある日彼女は、やる気のない部員たちに、「試合に勝ったら、おっぱいを見せる」という、とんでもない約束をさせられてしまう。おっぱいを見るという目標に向かって、思春期真っ盛りの部員たちは、別人のように練習に打ち込んでいく。