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映画・コンピュータ・小さいもん・アダルトビデオが好きな、中年オヤジの戯言

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同窓会

大好きな永作ちゃんを見るために「同窓会」を観てきました、ってこんな書き方をすると映画はおもしろくなかったようですが「ハイいまいちでした(笑)」

映画の冒頭に「勘違いは人生最大の悲劇であり、喜劇である」ってテロップが流れるんですが、このシナリオで何故こんなテロップを流すんでしょうね?

主人公が勘違いしている事を観客に気付かせずにおいて最後にチャンチャンというシナリオだと思うのですが、ひめ(鈴木砂羽)が、かっつ(宅間孝行)に電話して、「雪(永作博美)が3ヶ月」って言うシーンから、最初のテロップが理由で勘違いしている事がバレバレなんですよ。

だから、かっつが必死になって、雪の望むこと(これも勘違いなんだけど、これは気付かなかった)を叶えてあげようと奮闘するシーンも見てられないというか、どういう心構えで見ればいいのか戸惑ってしまって、早くラストシーンにならないかと時計をチェックしてしまいました。

題材はおもしろいと思いますので、観客にかっつの勘違いを明確に示してかっつだけが勘違いしているシナリオか、もっと徹底的に観客も勘違いさせるような作り方にして欲しかったと思います。

それにしても永作ちゃんはやっぱりかわいい。彼女の場合、何故かちゃんづけになってしまうんですよね。ribbon時代から変わらないかわいさで最高、最近はスクリーンで見ることも多くなって嬉しい限りです。

しかしウィキペディアによるともう37歳なんですね。まあ私が四捨五入で50歳になるんだからしかたないか・・・・
もっとスクリーンに出て欲しいと思います。

雪の高校時代を演じた尾高杏奈さんもかわいい女優さんですね。初めて見る方でしたが魅力のある女優さんだと思います。彼女もたくさんスクリーンに登場する事を期待します。

映画的にはうなずけない作品でしたが、二人の雪がかわいくてとても良かったです。


↓離婚記念にドンペリでかんぱ~い! 永作ちゃんかわいい!
同窓会

同窓会
←尾高杏奈さん、かわいすぎます!




覚書:
映画題名:同窓会
映画監督:サタケミキオ
映画俳優:宅間孝行、永作博美、鈴木砂羽、二階堂智、阿南敦子、飯島ぼぼぼ、尾高杏奈、兼子舜、渡辺大
映画鑑賞日:2008/8/21(2008#18)
映画鑑賞場所:シネマート心斎橋

解説:
テレビドラマ「花より男子2」の脚本家、サタケミキオが初監督した大人向け青春映画。ある30代の夫婦の離婚をきっかけに巻き起こる人生の悲喜こもごもを、彼らの青春時代である1980年代の風俗を織り交ぜながら見せる。本作で宅間孝行の名前で俳優としても活躍する監督自身が初主演も果たす。その愛らしい妻役を『人のセックスを笑うな』の永作博美が明るく演じる。最近ではあまりお目にかからない、ストレートな愛や友情の物語が胸にしみる。

あらすじ:
若手新進女優(佐藤めぐみ)と不倫中の映画プロデューサー南(宅間孝行)は、ある日妻の雪(永作博美)に離婚話を切り出す。2人は高校時代からの初恋を実らせて、見事ゴールインしたが子どもには恵まれず、あっさりと離婚が成立する。だがその昔、男性たちのあこがれのマドンナだった雪への南の裏切りを知った高校時代の仲間たちは、激怒する。

西の魔女が死んだ

映画ブログなどで評判の良い「西の魔女が死んだ」を、上映終了直前に観劇しました。

おばあちゃん(サチ・パーカー)の処世術を伝える映画ですな。「規則正しい生活」「何事も自分で決める」「怒りや疑惑で心を満たさない」「その時に楽な選択をしても良い」「死の考え方」などなど

私は「何事も自分で決める」という言葉にドキンとしました。プライベートはともかく、仕事では上司などからの指示を待っている事があるので反省してしまいました。それに規則正しい生活にしても、怒りや疑惑で心を満たさないにしてもチクチクと心を突かれているような気がしましたね。

良質な映画だとは思うのですが、舞台になっている英国風の生活に対してリアリティが感じられなかったり、おばあちゃんと娘(りょう)との関係がギクシャクしている(ように見える)理由が解らなかったり、ン?と感じる事が多かった映画です。

この映画の評価は、映画その物の内容よりも、英国風の生活様式に対して「あこがれや魅力を感じるか」、「私のように違和感を感じるか」によってわかれる気がします。その点で一般的に女性の方が好評価の映画になっているのではないでしょうか?水曜日のレディースデイだった影響もあるでしょうが、女性客が9割以上だったのも理解できます。

女性客が多いからかラストでは周辺からすすり泣きがやたらと聞こえました。私だって人が死ぬのだから悲しく感じましたが涙が出るほどではありませんでした。?と感じるシーンが多かったからでしょうか?

魔女の血を引くおばあちゃんですが、少女(高橋真悠)が父親に同居することをOKするシーンや、隣人に対する憎しみを口にするシーンで、思わず見せる人間的な感情が良かったですね。魔女で人生を達観したようなおばあちゃんでさえ弱い部分を持っている、それが生きているって事なんですな。

あと「おばあちゃん大好き」「I Know」ってやりとりも、ホッとする感じで良かったですね。好きな人に「好き」と口に出すのは素敵な事ですな。

評判ほどには良いとは思わなかった映画ですが「規則正しい生活」「何事も自分で決める」などの人生を充実させるために必要な事を、改めて教えて貰えた映画だと思います。

↓ラズベリーの上でシーツを乾かそうとしています。私にはリアリティーが感じられません。
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覚書:
映画題名:西の魔女が死んだ
映画監督:長崎俊一
映画俳優:サチ・パーカー、高橋真悠、りょう、テレンス・ハワード、大森南朋、高橋克実、木村祐一
映画鑑賞日:2008/7/30(2008#17)
映画鑑賞場所:TOHOシネマズなんば

解説:
梨木香歩のロングセラー小説を映画化した、祖母と孫のひと夏の暮らしを描いたファンタジー。西の魔女ことイギリス人のおばあちゃんを大女優シャーリー・マクレーンの娘のサチ・パーカーが演じ、ともに過ごす少女に新人の高橋真悠がふんし、豊かな自然の中で心温まる交流をはぐくんでいく。魔女になるための修行を通して語られる一つ一つの言葉がどれも魅力的で、魔法のようにすんなりと心の中に入り込んでくる。

あらすじ:
中学生になったばかりのまい(高橋真悠)は登校拒否になり、大好きなおばあちゃん(サチ・パーカー)の住む田舎で過ごすことになる。日本に長年住むイギリス人のおばあちゃんは、西の魔女と呼ばれていた。まいはおばあちゃんから魔女の手ほどきを受け、何でも自分で決めるということを教わる。

奇跡のシンフォニー

持病の腰痛がひどくなり映画を観るどころでは無い生活が続いていましたが、ようやく落ち着いたので久しぶりに会社帰りに映画館に立ち寄りました。

選択した映画は「奇跡のシンフォニー」。

原題は「AUGUST RUSH」で直訳すると「8月の狂乱」って感じでしょうか?。これじゃ訳が解らんので単純に原題をカタカナにするのではなくて、邦題を付けたのは好感が持てます。

私は題名から内容を推測する事が好きなので、洋画にはもっと積極的に邦題をつけるべきだと思うんですよね。単純にカタカナ読みにしただけの邦題だと英語力が乏しい私では、内容を想像する事ができないんです。

それで「奇跡のシンフォニー」ですが、世間の評判ほどには良い映画だと思えませんでした。まあ平均点の映画だと思いました。

天才的な音楽才能を持っている少年が、音楽の才能を通じて両親との再開を果たすストーリーですが、ちょっと展開に無理がありすぎるような気がします。

初めてギターに触れていきなり凄い演奏をする点や、10年ぶりに音楽活動を再開した父や母がNYでいきなり人前で演奏できる点、両親が出会っていきなり手を握ってキスしてしまう点など、とにかく【いきなり】が多くて「それはないやろ」って思ってしまいました。

無理がある展開のわりに、大筋は予想通りのハッピーエンドで終わってしまうという点もちょっとイマイチだな~。

観ていて良かった点は母親役のケリー・ラッセルが美人で見とれてしまった事、音楽才能のある子どもを拾い集めて稼がせている落ちぶれミュージシャンを演じるロビン・ウィリアムズの好演、公園での父と息子の素晴らしいギター演奏、これまた素晴らしい教会でのゴスペルですね。

あとTOPシーンのライ麦畑?で少年が自然の音を感じてタクトを振るような映像も綺麗で良かったです。

少年の天才的な音楽才能を通じて両親と再会するというストーリ自体は素晴らしいと思うので、もうすこし自然なストーリ展開にすれば良かったんじゃないかな?


↓母親役のケリー・ラッセル、美人ですね~
奇跡のシンフォニー



覚書:
映画題名:奇跡のシンフォニー
映画監督:カーステン・シェリダン
映画俳優:フレディ・ハイモア、ケリー・ラッセル、ジョナサン・リス=マイヤーズ、テレンス・ハワード、ロビン・ウィリアムズ
映画鑑賞日:2008/7/4(2008#16)
映画鑑賞場所:アポロシネマ8

解説:
孤児の少年が音楽と出会い、音楽によって両親とのきずなを取り戻す感動のファンタジードラマ。『ネバーランド』『スパイダーウィックの謎』の子役フレディ・ハイモアが主人公の少年を好演。少年を音楽の世界へと導く元ストリート・ミュージシャンをロビン・ウィリアムズが演じる。監督は『イン・アメリカ/三つの小さな願いごと』で脚本を手掛けたカーステン・シェリダン。音楽が人に与えてくれる不思議な力と親子愛が、感動の涙を誘う。

あらすじ:
孤児院で育ったエヴァン(フレディ・ハイモア)には豊かな音楽の才能が備わっていた。ある晩、エヴァンは不思議な音を追い、施設からマンハッタンへと導かれる。さまざまな出会いにより、エヴァンの音楽の才能は開花。同じころ、離ればなれとなっていた両親も、それぞれの思いを胸にニューヨークへと赴いていた。

うた魂♪

大好きなジャンルである青春映画の新作「うた魂♪」を観てきました。前回の「ガチ☆ボーイ」に続いて今回も楽しかったです。

自分が大好きで自己中心的な女子高生、荻野かすみ(夏帆)が合唱を通じて自分の欠点に気づき成長していくストーリ。ミエミエの展開で予想通りのエンディングなんだけど最後の合唱シーンでは小声で口ずさんでしまうほど入れ込めました。

合唱で素晴らしかったのはヤンキー合唱部の「15の夜」。思わず前のめりになってしまいました。「青い鳥」もよかったんだけど、スタッフロールで流れたゴスペラーズの方がよかった。踊りながら歌うノーランズの「ダンシング・シスター」は懐かしかったな。

出演している女優さんでは、主演の夏帆さんは当然として、いじわる役の岩田さゆりさんがよかった。性格とルックスが一致していると言うと彼女の悪口になるのかも知れないが適役って印象。もっと別の演技も見てみたいと思いました。

小刻みにギャグが入るのですが、私が一番おもしろかったのは、かすみの携帯の着メロが、発声練習のメロディーだった事。笑ってしまった。

難点を言わせてもらえば、合唱部顧問教諭(薬師丸ひろ子)が、女尾崎でヤンキー合唱部の権藤(ゴリ)に影響を与えた話は不要だと思ったし、ともさかりえが演ずるTV局ディレクターがかすみの欠点を説明する話も不要と思う。あとバス運転手が予選会場に遅刻してくるシーンもね。
最近の映画は説明しすぎで、サプライズを用意しすぎと思ってしまうオヤジです。

同系統の音楽青春映画「スウィングガールズ」には負けるけど、一生懸命頑張っている少女に感激できる良い映画だと思います。

うた魂♪


覚書:
映画題名:うた魂♪
映画監督:田中誠
映画俳優:夏帆、ゴリ、石黒英雄、徳永えり、亜希子、岩田さゆり、ともさかりえ、間寛平、薬師丸ひろ子
映画鑑賞日:2008/4/11(2008#15)
映画鑑賞場所:なんばパークスシネマ

解説:高校の合唱部に所属する女子高生が合唱を通して友情をはぐくみ、自らにとって大切なものに気付いていく青春賛歌。映画『天然コケッコー』の夏帆が、自分はかわいくて歌がうまいと思っている自意識過剰の女子高生役をコミカルに演じる。さらにライバル校のヤンキー合唱部の部長を、ガレッジセールのゴリがガクラン姿で熱演する。監督は映画『タナカヒロシのすべて』の田中誠。子どもから大人へと成長するプロセスに訪れる一瞬がハートウォーミングに描き出す。

あらすじ:かすみ(夏帆)は自分のことが大好きな女子高生。しかし、秘かに思いを寄せる牧村純一(石黒英雄)が撮ってくれた、大口を開けて歌う自分の写真を見てがく然とする。その日以来、自信喪失してしまったかすみ。しかし、ライバル校のヤンキー合唱部の魂の込もった合唱と、部長・権藤洋(ゴリ)の一言をきっかけに自分を取り戻す。

ガチ☆ボーイ

ガチ☆ボーイを見てきました。かなりよかったです。
以前から見ようと思っていたのですが、仕事の都合と、入場料が高いプレミアムスクリーンでしか上映してなかった事から今まで見逃していました。

評判がよい映画だったので、かなり期待して銀幕を見つめておりましたが、裏切られる事なく最後まで楽しめました。

努力、友情、失恋、悪役との戦い、家族愛、青春映画の要素がいっぱい詰まっていて、このジャンルが好きな私はとても嬉しかった。舞台が「安全第一」がポリシーのプロレス部ってのもおもろい。

私には青春映画に可愛いヒロインが絶対必要なのですが、朝岡麻子役のサエコはバッチリ。アニメちっくな声も嫌な感じはないし、ジャージの胸に「あさおかあさこ」と名前を書いているのも可愛かったです。プライベートではこの映画を撮影中に婚約・妊娠が発覚して大変だったようですが・・・。

最後の一戦で負けさせるのも納得できる展開でよかった。安易に勝たせないのが上手いと思いましたね。そう世の中甘くはないのだ!

難点を言えば、私はプロレスや脳機能障害に詳しくありませんが、この映画ではプロレスや病気に対する真摯な姿勢があまり感じられません。その点がおもしろくないと感じる人もいるんじゃないかなと思います。

↓片思いのサエコにドキドキするシーン。青春ですな。
【20080408】002


覚書:
映画題名:ガチ☆ボーイ
映画監督:小泉徳宏
映画俳優:佐藤隆太、サエコ、向井理、仲里依紗、宮川大輔、泉谷しげる
映画鑑賞日:2008/4/7(2008#14)
映画鑑賞場所:TOHOシネマズ なんば

解説: 眠るとその日のことを忘れてしまうという障害を抱えた青年が、学生プロレスを通じて生きる実感を取り戻していく青春ストーリー。2004年に公演された劇団モダンスイマーズの伝説的な舞台を、『タイヨウのうた』の小泉徳宏監督が映像化した。段取りが覚えられず、毎試合ガチンコ勝負になってしまう主人公を、『憑神(つきがみ)』の佐藤隆太が持ち前の明るさで好演する。技はなくとも真剣勝負で立ち向かっていく主人公のパワフルな姿が爽快。

あらすじ: 大学生の五十嵐良一(佐藤隆太)は突然プロレス研究会に入部するが、何でもメモを取る割に学生プロレスで一番大事なこととされる“段取り”を覚えられずにいた。そんな中、商店街でのデビュー戦を迎えた良一は、段取りを忘れたために本気でガチンコの試合をすることになるが、それが観客にウケて一躍人気レスラーになる。